ふくしま散歩

旅と散策の記録、ちょっとしたレビューとか

南相馬市、原町陸軍飛行場跡に行ってきた

2018年2月4日(日)

 

南相馬市の原町には旧陸軍の飛行場跡が残っている。

1936年11月に完成した雲雀ヶ原臨時飛行場が後に拡張され原町飛行場となった。

1940年6月、熊谷飛行学校原町分教所として操縦士の養成施設となった。

大戦末期は特攻隊の訓練基地として活用された。

 

13:00

飯館村にて道の駅で一休み。比較的新しく綺麗な道の駅だ。

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道の駅 いいたて村 までい館

13:40

八木沢峠を越え、現地に到着した。

しれっと正門の門柱が残っている。

国土地理院の航空写真によると当時は、この先の十字路が小さなロータリーになっていたらしい。

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飛行場正門の門柱

門を進んで右手側には本部が設置されていた。

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本部の跡 畑に戻っている

少し進むと航空神社だった雲雀ヶ原神社が残っている。

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雲雀ヶ原神社の入口

標柱の左側が欠けているのがわかるだろうか。これは米軍戦闘機による機銃掃射の弾痕だ。

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痛そう

東北地方


初の空襲は、ここ南相馬の原町だった。

1945年2月16日に連合軍駆動艦隊の艦載機が原町を襲った。

硫黄島攻略に向け本土からの迎撃を防ぐ目的だった。

おそらくこの時の弾痕だろう。

 

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ブレてしまった 案内板

 

当時は第1〜5まで格納庫があり、現在でもその一部の基礎が残っている。

第1格納庫は民家になっていた。

第2格納庫は区画がそのまま墓地になっていた。

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第3格納庫跡

服につくタイプの植物の種だらけだった。

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第4格納庫跡 大きめの基礎が残っている

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当時はかなり大きな格納庫があったのではないか

現在は畑になっている。

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すぐ隣には第5格納庫の基礎が残っている

14:40

少し離れたところにある陣ヶ崎二公会堂に向かった。

一見普通の集会所だが当時の食堂を移築したらしい。

改装されていて戦前建築には見えない。

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原町飛行場の食堂を移築したもの

これにて原町陸軍飛行場跡の散策を終えた。

 

15:10

原ノ町駅近くのレストランkaturasで遅めの昼食

イカーに人気らしい。

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レストランかつら にて

おいしかった。

 

15:50

道の駅 南相馬に車を止め、隣の公園に原町無線塔の跡を見にきた。

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原町無線塔跡 花壇になっている

1920年に完成した高さ201mの無線塔がここに立っていた。

1928年12月まではアジアで最も高い建築物だった。

1923年9月1日に関東大震災が発生した際の第一報は、ここからサンフランシスコに向けて送信された。

当時世界最先端の無線施設で世界中から注目されていた場所だ。

ラジオ時代到来の象徴だったらしい。

テレビ時代の象徴は東京タワーとのこと。

1933年にはその役割を終え、1982年に風化、劣化が進み解体された。

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案内板

道を挟んだ対面に10分の1サイズ、20mのミニチュア無線塔が記念に建てられていた。

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憶・原町無線塔

ja.wikipedia.org

 

見学後、国道6号を南下し、いわきに向かう

津波で曲がった柱が残る。

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帰宅困難区域手前

17:10

街は誰もいない。

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大熊町

19:30

いわき ら・ら・ミュウに到着

沈船防波堤 駆逐艦 汐風の真上に駐車。

別の記事で紹介する。

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アクアマリンふくしま小名浜マリンブリッジ

大好きな国道49号を抜け帰宅した。

 

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ルート

A 道の駅 いいたて村

B 原町陸軍飛行場跡

C 原町無線塔跡 

D いわき ら・ら・ミュウ